そのお腹… 内臓脂肪です。
浦添市大平にGallerySalonを
オープンして間もなく、同級生のY様が
GallerySalonに来てくれた時から
始まった、食生活習慣改善の物語。
燃える闘魂 53歳(男性)/既婚/管理職/
同級生のYさまは、20代までは、
歩けば人が振り返る程の
長身に筋肉の整ったカラダに
ソース顔のカッコよさがありました。
ありましたですからね(笑)
50過ぎた現在、かりゆしウエアの
ウエスト部分はバレーボール1個
入っているのか?
と思うほど膨らみ風をそよがせて
いるのが現実。もちろん、素敵な
ミドルエイジのカッコよさがあります。
ひと昔前は、貫禄のあるお腹と言われたかも
しれません。
20代に笑って話していた
Y君は、このままだときっと、
お腹のでたおじさんになるよ!
決して呪いをかけたわけでもないのに、
約30年の時を経て、現実になって
私の前に現れた、脂肪肝たっぷりの
ボール腹。
今日は、Yさまが運動もせず、
食生活習慣からあるものをやめられて
6か月で3キロ減量できたお話です。
『俺は間食はしない。』ところが…
私の唱える毎日の食生活習慣改善の
ファーストステップは
カラダに悪いものを避け
カラダに良いものをとる
シンプルな健康マネジメントです。
ヒアリングの中から、Y様の普段の
食生活習の中で抜粋すると
◎タバコは吸っている。
◎お酒はもう30代でたくさん飲んで
今の体形になったのと、もともと
そんなに飲みたい方でもないから
家ではたまに一人の時に、350ml
1缶あけるぐらい。
◎たべる食事の内容と量は、20代の頃
とかわらない。
カツカレー + 沖縄そばセットも
まだいける。
◎運動は毎夕の愛犬との散歩
◎お菓子は食べない。間食の習慣はない。
(しかし↓↓↓)
◎コンビニで買うものは、飲み物をよく買う。
たまに菓子パン。
皆様、まず最初に改善すべき点に
お気づきになりましたか?
そうです!間食はしないといいながら、
コンビニで買う、ペットボトル飲料と
菓子パンです!
Y様には、無意識のうちに大量の糖を
とっていたんです。
当GallerySalonに健康相談に、
お越しのゲスト様にお話しする内容で、
おしゃべりのヒアリングの後に
ペットボトル飲料成分表示の見方を
お伝えしています。
Y様の初回のヒアリングの後にも、
空のペットボトル飲料と菓子パンの袋
をテーブルに並べて
私)良く買う、好きな飲み物と
菓子パンを選んでください。
とお願いしたところ、
コカ・コーラを手に取られました。
さて、問題です。
500mlのコカ・コーラには、
砂糖がどれだけ入っているのか、
裏の成分表示をみて計算してみて
ください。計算機使っていいですよ。
Y様、しばらく考え込む…
私)炭水化物というのは、糖と食物繊維です。
ほぼ食物繊維は入っていないので、
糖と考えていいですよ。
Y様)わからん!
とちょい苛立ったY様。
私)ここ見てね、たいてい、
炭水化物の量見て、11.3gと
答えるのね。
でも、よく見てね、100mLあたり
って書いてあるよね。。。
つまりね、ペットボトル500mlだから
かける5で
コカコーラは56.5g。
スティックシュガーにするとね
約19本ね!
コカ・コーラの側に積んだ、
スティックシュガーを呆然と
見つめているY様。
冗談が出てこない様子。
私)これ1本飲んだら、この砂糖を
食べていることになるんだよ!
これ食べれますか??
コカ・コーラに含まれる糖質の量は、
100mLあたり11.3gです。
スーパーやコンビニで
売られているペットボトル飲料。
このジュースにはものすごい
砂糖の量が含まれています。
ペットボトルのラベルの裏側に
ある成分表示表で簡単に調べられます。
写真のように100mlあたりの
炭水化物あるいは砂糖量が表示されており、
500mlペットボトルでは×5にすれば、
含まれている砂糖の量がわかります。
ちなみにもう一度。コカコーラは56.5gです。
ケンタッキーにはコーラだろ?
しばらく、腕を組みした姿勢で
眺めていた、Y様。
Y様)コカ・コーラには、砂糖結構
はいっているって聞いてたけど…
でも、やっぱり、
ケンタッキーにはコーラだろ?
ついに出ました、沖縄県民大好き、
フライドチキンとコーラ!
最強の極悪コンビ。
悪い脂と白い悪魔の糖。
ついにY様の口から最悪の食生活習慣
がでました!
今や、コンビニのレジ袋側に鎮座し
フライヤーの中に王として君臨する
『フライドチキン』
各コンビニ会社、その味を競って
います。
『悪い脂の怖さ』は、別のブログで
書きたいと思います。
私)揚げ物がなんとなくカラダに
悪いっていうイメージはありますよね?
それじゃ、まずは、この菓子パンには
どれだけの砂糖が入っているかみま
しょうか?
●●gです。
ちょっとの買い食いで、これだけの
砂糖をとっているんです!
Y様、口に手を当てて考え込む。
ケンタッキーにはコーラだろ?
の次がでてこない。
ショックを受けているご様子の
Y様にさらに追い打ちをかける
私)このコンビニ買いの習慣が、
そのまぁるいお腹を作っているん
ですよ。
もっと大きく育てたいですか?
俺は筋肉質だ
しばらくして、笑いながら
Y様)ぇ~ちょっと待って。
俺は筋肉質だ!
何言ってる!俺は、周りに
筋肉質だって言われるんだぞ。
明るくプロレス大好き笑いの冗談が
好きなY様。周りの方は、
高身長の体格の良さを褒める
時には、かりゆしウエアがそよぐ
ウエスト周りはふれないらしい。
私)100歩ゆずって、その肩周り
が筋肉質に見えるとしましょう。
しかし、そのボールの入ったような
お腹は筋肉ですか??
Y様)これか!?
これは、やわらかい筋肉だ。
俺は筋肉質だ(笑)
その後も、とにかく明るいY様は、
蓄積された体脂肪を筋肉だと言い続けて、
それは脂肪
これは筋肉
と言葉のキャッチボールは続きました。
月一回30分のカウンセリング
それから、月一回の30分のカウンセリング
がはじまりました。
私)どうですか?砂糖水買わなく
なりましたか?
Y様)だいぶ減ったよ。
でも、やっぱりケンタッキーには
コーラだ(笑)
私)すごい!だいぶ減ったんですね。
Y様の笑顔いっぱいの冗談を
ざっくり斬り捨て、一歩食生活習慣
改善進んだことをシェア。
2回目の面談では、ペットボトル飲料を
砂糖水と呼んで、その摂取リスクを
冗談と恐怖を織り交ぜて話こむ。
面談では講座のような細かな説明ではなく、
子供に話すかのように、難しい言葉を使わずに、
わかりやすく伝える努力をしています。
『ペットボトル飲料の怖さ』については、
機会あらためてブログで書きますね。
Y様のように、今は、特に不調を
感じていなく仕事をこなしている
働き盛りの未病の状態。
糖の取りすぎの危険性を少しでも
理解してもらって、その先の将来に
待ち受けている最悪のシナリオを
描いて伝える。
でぇーじ怖くですね。
そして、腰回りのタプタプのお肉を
それは脂肪
これは筋肉
と言葉のキャッチボールはまだ
続きながらも、Y様の意識は
このままだともしかしてホント
にまずいのか?
に変わっていきました。
健康に関する、知識も大切ですが、
興味のない人には子守歌に聞こえて
しまう。関係ないからと、聞いてい
フリをするだけ。
健康は失ってからでは、遅いんだって
ことがまだ実感のない状態の人には、
身近な体験談を可笑しく織り交ぜて、
最悪のシナリオ
と
最良のシナリオ
を描いてお伝えすることで、
意識改革を狙っていきます。
2回目の面談が終わった後
Y様から自然と目標設定が
でてきました。
目標は85㌔
それでは、一緒に実験しましょう^^
ペットボトルの砂糖水やめたら
カラダがどう変わるか。
目標体重きめましょう♪
Y様)わかった!じゃぁ85㌔な
今、体重は95キロ
コーラやめて、目標は85キロ^o^
ついに目標設定がご本人からでました!
カウンセリングでの目標設定は2024年12月
スタートの『STOP砂糖水』の
スタート体重は95キロ
2024年5月のカウンセリング。
6ヶ月たって変わったことを聞くと、
Y様)コーラまったくほしくなくなった。
ケンタッキーにもコーラでは
なくなった。
今は、水だね。
とかなりミネラルウォーターをご自慢の様子。
そして、5月のカウンセリング時の体重は
Y様)現在は91キロ^o^
運動増やしてないよ。時間ないもん。
コーラなんか(砂糖水全般)
飲まなくなっただけ!
ドヤ顔で笑顔のY様。
飛び上がってハイタッチしました。
毎月30分の面談で、おしゃべり感覚
で難しいことをいれずに、砂糖水の怖さを
繰り返し伝えていくことで無意識の習慣が
変わり
悪しき食生活習慣のペットボトル飲料
をやめたら、運動を増やすこともなく
食事を減らすこともなく
4キロ
減量につながりました!
すごくないですか?
Y様は、管理職ということもあり、
仕事大好き運動時間はとるのが難しい。
外食での食生活習慣をひとつ変えただけです。
気づいていない、ペットボトル飲料の
糖の量。
それをやめたら、自然と体重が落ちた。
もちろん、習慣化していた、コンビニ
での買い物にコーラと菓子パン。
そんなに、お腹がすいているわけでも
ないに無意識の行動です。
何が悪いのかわからない。
何をしたらいいのかわからない。
でも、何かしないとヤバイ。
そこから始まった、
毎月30分のカウンセリング。
最初、レコーディングダイエットにも
挑戦しましたが、続きませんでした。
でも、大丈夫。一歩踏み出せました。
たった一つ
ペットボトル飲料=砂糖水を減らす
コーラが欲しくなくなったに変わったこと
で得られた健康習慣。
この後体重の減少がとまるようだったら、
また一つ食生活習慣を変える課題に
寄り添って一緒に取組んでいきます。
もっと集中して本気でダイエット・食生活習慣改善したい方は、
WellAgingダイエットで一緒に取組みませんか?
今後掲載予定記事
『悪い脂の怖さ』
『ペットボトル飲料の怖さ』