『冷えは万病の元』低体温は不調になりやすい!知ってた?
皆さん、ご自身の平熱が何度かご存じですか?
「冷えは万病のもと」とはよく聞きますが、体温が低いとどのような影響があるのでしょうか?
2023年に加温セラピーの温灸温活を取り入れた後、私の現在の平熱は
36.8 ~ 37℃です。
これは、決して高いものではありません。
約50年前の平均体温です。
平熱37℃が、体内酵素が最も活発に働くと考えられています。
現在の日本人の平均体温は
36.14度(2008年)
1957年度の調査では、
約37℃
約50年で1度も下がってしまっているのです。
近年問題になっている『低体温』
カラダの冷えが様々な不調を引き起こす原因ともなっています。
理想の最適平熱は
「36.5℃」
とされているのですが、最近では35度代の人が増えてきています。
これは運動不足による筋肉量低下や、便利なモノが溢れた現代人のライフスタイルが関係していると考えられています。
低体温そのものは病気ではありませんが、そのままにしておくと別の病気や体の不調を引き起こすことがあります。
健康な生活のためにも、低体温を改善に取りくみましょう!
今回は、低体温とみなされる温度の目安や低体温をまねく原因、自分で簡単にできる低体温対策のご紹介と、
私の体験談を最後に書きます。
何度からが低体温?
実は、低体温には具体的な定義はなく、体の表面温度が36.0度を下回ると低体温とするケースが多く見受けられるそうです。
平熱は人によって異なるとはいえ、あまりに体温が低いと身体の機能に影響が及ぶことがあります。
低体温とは、深部体温(脳や内臓など身体内部の体温)が低い状態を指します。
明確な定義はありませんが、体温計での測定結果が35.5~36.0℃以下の人は、低体温の可能性があるので要注意です。
一方、冷え症は、深部体温は下がっていなくても手足などに部分的な冷えを感じる状態です。
体全体の温度が低くなる低体温とは異なります。
低体温は免疫力の低下につながります。身体の免疫機能が低下するため、細菌やウイルスなどの病原体に感染しやすくなります。
また、内臓が冷えることで消化不良や体力の低下、食欲不振が起こります。
自律神経の乱れによる血行不良になり、冷え症も同時に感じるかもしれません。
低体温が続くと、集中力や思考力の低下にまでつながります。
さまざまな健康被害が生じるため、適切な対処が必要です。
そもそもの低体温の原因
低体温は、さまざまな要因で引き起こされます。
例としてあげると
①ストレス
強いストレスを感じると自律神経が乱れて体温調節機能が働かなくなり、低体温症を引き起こす可能性があります。
②急激な体重の減少
激しい運動や過度なダイエットで急激に体重が減ると、身体の熱を生む新陳代謝を鈍らせます。
体温を上げる働きが悪くなり、低体温の原因となるのです。
③筋肉量の減少
筋肉には身体の熱を生み出す熱産生という働きがあります。運動不足や加齢によって筋肉量が減ると、体温を維持できなくなり徐々に体温も低い状態になってしまうでしょう。
④加齢による衰え
加齢にともない体温が低下することがわかっています。筋力低下による基礎代謝の低下、食事量や活動量の減少によるエネルギー消費量の低下が主な原因です。他にも、体温調節機能の衰えも背景にあります。
⑤甲状腺ホルモンの減少
意外としられていませんが、甲状腺ホルモンの減少も体温低下の原因になります。甲状腺ホルモンは、体の新陳代謝を促し、熱を生む働きがあります。しかし、病気などで甲状腺ホルモンが減少すると、この働きが弱まり、体温が下がってしまいます。
⑥長時間の低温環境
長時間の低温環境にさらされると体温が下がることがあります。寒さによって筋肉が凝り固まると、熱をうまく生み出せなくなり、体温が下がってしまいます。
『まとめ』
現代人は運動不足によって筋肉量が減り、体温の低下につながっていると考えられます。その他、ストレス、激しすぎるダイエット、甲状腺ホルモンの減少、社会全体の高齢化、エアコン使用による体温調節機能が弱まっていることも低体温の原因と考えられます。
平熱アップを目指そう!
健康を維持するためには低体温の原因となる生活習慣を改善していくことが大切です。
どうしたら、平熱をあげることができるのか?
またかー。って思う方もいらしゃるかもしれませんが、やはり食事・運動の習慣が重要です。
継続的な運動で筋肉量を保ち、体を温める食生活を心がけましょう!
①食事
*身体を温める食材を摂る
*たんぱく質を摂る
身体を温める食材には発酵食品や根菜、温かい汁物などがあります。
たんぱく質も体温を上昇させるため、卵や納豆、味噌汁、焼き魚などの和食メニューがおすすめです。
カラダを温める食材にプラスして、カラダを芯から温めてくれる「あたためスパイス」を料理に取り入れることもオススメです。
まずは、食事から身体の体温調整機能を整えましょう。
【超・基本編】おうちで簡単!スパイスカレー
実は、難しそうなスパイスカレーは、たくさんのスパイスを揃えなくても3つのスパイスで本格的な味に仕上がります。 作り方はコチラ
②運動
本格的な運動でなくても、簡単な運動から習慣化することがオススメです。ご近所をウォーキングすることやスクワットなどを行い筋肉の代謝を上げていきましょう。
体温の低い朝に運動する習慣をつけることも体を動かす習慣をつけると温まりやすい身体作りにつながります。
③入浴
我が家は、ほぼ毎日入浴を習慣化しています。40℃のお湯に10分ほど浸かると体温が1℃上がるといわれています。体を温める基本の入浴法は、ぬるま湯&ゆったり。38~40℃のぬるめのお湯に10分以上、できれば30分程度つかりましょう。ゆったり入浴することで副交感神経が優位になり、リラックス効果も深まります。
身体の内部は気づかないうちに冷えているものです。身体全体を芯から温めるには湯船に浸かって入浴することがおすすめです。
入浴剤やアロマオイルを入れたりして、リラックス感を色や香りで高め、バスタイムを楽しくしましょう♪
私の平熱アップ体験談
健康なカラダ作りの為の食生活習慣改善に加えて、低体温改善も必要だと考えてプログラムを考えるのに、2023年10月に『温灸温活アドバイザー』資格取得しました。
きっかっけは、食生活習慣改善だけでは、緩和できない母と兄の腰痛をどうにか緩和してあげたいという一心でした。二人とも脊椎管狭窄症で痛みをもって生活しています。
血流を良くすることが痛みの緩和につながるのはよく耳にすると思います。
筋肉が凝り固まると、血流が滞って、組織に酸素や栄養が行き届かなくなり、そこから痛みを生み出す発痛物質が放出されます。痛みが生じると、また筋肉が緊張して血行が悪くなり、さらに発痛物質が産出されて、痛みが増強されるという負のスパイラルに陥ります。
私はそれまで故障、ぎっくり腰や四十肩五十肩の関節痛を経験したことなかった私のカラダに突如異変が起きたのが、ちょうど2023年の10月頃でした。
加齢と共に、自覚症状がなくきづかないうちにカラダが冷え体質になっていたのです。
左脚特にお尻に違和感を感じる4日前までジョギングやHIITトレーニングなどでぴょんぴょんしていたのが、突然座骨神経痛が現れました。
何が起こったのか理解するまでには時間はかからず、即、習得したばかりの温灸を自身のカラダに取り入れていきました。
温灸温活アドバイザー取得後、温活を取り入れ36.6 ~7だった私の平熱が2ヶ月で37℃まで上がりました。
さらに温灸を毎朝冷えたカラダに取り入れた結果、1ヶ月では10の痛みが4まで減り、2ヶ月でトレーニングも再開できてます。
それまで食事で血流を良くし体温を上げること、良いかげんの宅トレで食生活習慣を整えていましたが、より熱を作り出すカラダにする為に『加温』による温灸温活でより良いカラダ作りができました。
温灸温活では、①加温②保温③冷やさないを、毎日継続することで熱を作り出せなくなっている体質『冷え』から抜け出すことが早くなります。
温灸セラピーとは、火を使わない温灸を使って全身のケアができ、自律神経の乱れを整えるとともに、痛みやシビレ・コリ、冷えや眠り、現代病でもある疲れ目や首コリまで簡単に症状のコントロールを行うことができます。
整体やマッサージに通わずに自宅でセルフケアができることが継続できるメリットです。
根底にあるのは、『いくつになっても旅したい!だから自分の足で歩けること』
50代に入って、冬に寒さを感じるようになったのはあきらかでしたが、平熱を意識していなかったのでカラダの冷えに気づくことができずに、気温の急激な変化で筋肉が収縮し坐骨神経痛に繋がったと私は考えています。
あの痛みを感じたくない。
10年後20年後も、痛みを伴わない生活がしたい。
その為に、セルフケアの『温灸』に加えて、2024年には憧れの『アシュタンガヨガ』を学びをスタートして日々動く瞑想を実践。
歩く姿勢を整えようと『アフアフ(健康)ウォーク』講座を受講しました。
『5年後10年後のあなたは、自分の足でどこへいっていますか?』
アフアフ(健康)ウォークの記事はコチラ
20台後半に体調不良の経験から学んだ
『健康なカラダは最高の武器』
食べるもので体はつくられる!
毎日の食事を栄養から理解し、『いいかげんの食』のお料理を楽しむことで、頑張りすぎずポジティブに自分らしく年を重ね生きていく【ウェルエイジングWell Aging】という考えのもと、
いろいろな健康法を試して、自分にあったものを習慣化しています。
最後にまとめますね。
生活環境や生活習慣の変化から、日本人の体温は昔よりも低くなっています。
低体温は免疫力を下げ、さまざまな病気や不調をまねくため、改善することが大切です。
継続的な運動で筋肉量を保ち、体を温める食生活を心がけましょう。
物理的に体が冷えないよう適切な防寒着の利用や、お風呂で体を温めるのも有効です。
最近は、アウターに響かないヒートテック・腹巻・レッグウォーマー等ありますのでお洒落に使えますよ!
カラダを温めることは、ココロも温めることになっていると私は感じています。
私は、ダイソーで毎年グッズを購入してワンシーズンで買い替えてますが、それでもコスパ抜群だと思います♪
さらに、遠赤外線の腹巻をとっても寒い日用にネット購入しています。